クレジットカードを不正使用されてしまったら

クレジットカードが不正使用される被害が増加しています。クレジットカードの取り扱いには十分注意して使用してください。

●クレジットカード 不正使用の手口

1)スリ・盗難

上着のポケット、手荷物に入ったカードを盗み、本人に成りすまして使用します。クレジットカードは不用意に手元から離さないようにしましょう。

2)偽造

クレジットカードマスターという機械で、カード番号が同じの偽造カードを作成したり、スキミングと呼ばれる機械で、クレジットカード情報を読み出し、偽造クレジットカードを作成します。近年、被害が増加しています。

スキミングは店員がグルになっている場合が多いです。店でクレジットカードを使うときには、店員の動きに十分注意しておきましょう。

最近は、カードに近づけるだけでカードの磁気情報を読み取るスキミング装置があるそうです。満員電車などではクレジットカードはバックの中にしまいましょう。

ATMでキャッシングをする際、背後からカード番号と暗証番号を覗かれることが多いので、周囲の人の動きには十分注意しましょう。

3)詐欺

「3億円当たりました!番号を送ってくれたらお金を振り込みます」というDMが来たので、カード番号を連絡したら、高額な利用請求がカード会社から来るといったケース。

DMを詳しく読んだら、「3億円が当たる可能性のある宝くじの購入を代行します」という内容だったとか。クレジットカード番号を他人に教える場合は、十分に注意しましょう。

また、フィッシング詐欺という、Eメールを使った巧妙な詐欺が横行しています。フィッシング詐欺に関しては、別途フィッシング詐欺ページを用意しましたので、そちらをご覧下さい。

●もしトラブルに巻き込まれてしまったら

・クレジットカードを紛失した場合

すぐにクレジットカード会社に連絡し、指示に従いましょう。警察への連絡が必要な場合もあります。

・覚えの無い請求がきた時に、クレジットカード紛失に気が付いた場合

カード盗難保険があります。保障の内容を良く確認しておきましょう。通常はクレジットカード会社に連絡した日より60-90日前からの不正使用による損害は、クレジットカード会社が補償してくれます。

・クレジットカードと一緒に実印や保険証などを盗まれた場合

警察への届出と、信用情報機関に「本人申告」をします。「本人申告」とは本人確認書類を紛失して悪用されそうなときに、信用情報機関にその旨を登録しておけることです。

信用情報機関が各金融機関に注意を促してくれます。

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